





教士八段
香田郡秀先生の
勝負を制するための実践的なものです!
勝負を制するための実践的なものです!
香田先生は、大学4年間指導を頂いた恩師です。
私の在学中はまだ30歳半ばであり、世界チャンピオンの競技歴を有し、
卓越した実技力で学生に稽古をつける先生は、まさに憧れの存在でした。
自らの競技経験に裏付けられた指導助言やアドバイスには強い説得力があり、
私にとっては先生自体が教科書の様なものでした。
稽古をお願いする中で、先生の剣道に対する感性に触れ、
多くを学び取れたことが、今私が大学生を指導する上で支えとなっています。
昨年度は、香田先生と共に世界選手権大会に向けた女子強化に携わり、
久しぶりに先生の指導を直接見聞しました。その指導は、基本に精通した上に、
勝負を制するためのノウハウが存分に含まれた実戦的なもので、
代表選手の技術力や勝負への意識を大いに掻き立てる内容でした。
私自身も大変参考になったことは述べるまでもありません。
そんな先生の指導が動画教材に集約されるならば、
私も是非それを見て学びたいと思っています。
剣道の研究者、あるいは多くの有望選手を育てた指導者としての理論的な見識、
そして何よりも先生自身の競技者としての
経験値が融合された内容であることは間違いないでしょう。
基礎基本を踏まえて実戦力を見出す先生の指導内容は、
トップ選手を目指す人から、ビギナーまで
幅広い剣士のニーズに答えてくれると思います。
「非常にわかりやすい」と評判です!
「非常にわかりやすい」と評判です!
香田先生は現在、私にとって職場の上司ですが、
1989年筑波大学入学時は剣道部監督であり「先生と学生」の師弟関係でした。
当時、1985年第6回世界剣道選手権者となってさほど時を経ておらず、
類稀なる才能を発揮されていました strong class="font_b">「強くなりたい、試合に勝ちたい」
あなたは、
そんな気持ちを心に抱えた向上心の強い方々だと思います。
強くなるにはどうすればいいのか。
できればラクをして強くなりたいと、
その方法を求めている方もいるかもしれません。
剣道では、強くなることと試合がうまくなることは決してイコールではありません。
剣道の門を叩いたみなさんには、ただ試合のうまい競技者ではなく、
剣道の本質を理解した、本物の剣道家になっていただきたいと思います。
剣道上達への近道は、正しい基本を繰り返すことです。
基本の繰り返しで土台をつくり、剣の理合を学ぶことで、
剣道は必ず上達していきます。
そして一回一回の練習を大事にし、
ただ教わるだけでなく自分で学んでいく姿勢を持つ。
そういった姿勢で剣道をされている方はみな強くなっていきますし、
私も一生懸命指導したいという気持ちになります。
このプログラムには、
私が長年にわたり培ってきた剣道上達のポイントを、
余すことなく散りばめてあります。
初心者や熟練者の区別なく、誰がどこから見ても取り組むことのできるようにしました。
剣道では古来より、良い師匠を見つけることが上達の秘訣と言われます。
この動画教材がみなさんの師匠となれるのなら、これ以上うれしいことはありません。
タイミング、打突のコツ、足さばきポイントを解説しながら、無理なく着実に改善してくいための稽古方法を解説しています。この方法を知れば、途中で挫折することなくステップアップさせていくことが可能でしょう。
肩を意識することと、左手で右手の拳を○○すると効果的なんですが、詳しくはDVDの中で香田先生が解説しています。この方法によって自分一人での稽古でも右手主導の悪癖を矯正でき、冴えある打突につなげることができます。
出鼻技の中でも特によく一本が決まる例として香田先生が解説してくれていく方法があります。相手のある動きに合わせて剣先を立てて○○に入って打突するのですが、詳しくはDVDの中でご覧ください。
そもそもつばぜり合いを根本的に間違った見方をしている人もいますので、基本から解説していただいています。そして、つばぜり合いから打突の機会をつくるための9つのパターンをご紹介します。香田先生が一本になりやすい方法も解説していますので必見です。
日本剣道形は全て応じ技だということに気付いていましたか?応じと称してただ受けているだけの剣士をよく見かけますが、応じ技ができないと段位が上がるにつれてどんどん勝てなくなっていきます。逆に応じ技がうまくなると、決めやすくもなりますので、しっかりとDVDの中で解説をしています。
剣道における重要ポイントのひとつでもあり、苦手な人が多いのか足さばき。剣道では、大切な順に一眼二足三胆四力と言いますから、香田先生には目の使い方も含めた正しい足さばきを解説していただいています。もちろん、開き足、継ぎ足、歩み足、踏み込み足、すり抜けの際の足さばきといった具体的な足さばきのやり方についてもしっかりと解説されていますので、実践にも生きる内容となっています。
相手を誘い出す方法、相手を居つかせる方法、剣先が高い相手、剣先が低い相手別の対処法……などなど。11個のパターンを網羅。あとはこれらを組み合わせるなどして応用することで、変幻自在に相手を翻弄でき、試合で優位に立てるでしょう。
相手の戦術にはまって居つかされてしまうという人は少なからずいますが、実は居つかなくなる方法があります。詳しくはDVDの中で解説がありますが、この方法さえしっかりとできれば、たとえ打たれたとしても、まず決まることはありません。
初心者に多く見られる悪癖の一つです。早く打とうと意識させず、打てなくてもいい、相手から打たれてもいい、まずは力を抜いて打つことが重要です。基本素振りのあるポイントを動画教材内で解説します。力を抜いて何回も繰り返し稽古に生かすツボをお見せしましょう。

踏み込み足が上手くできないという悩みも時折相談されます。しかし、良い音を出すことが上達の証だとはしません。もちろん実践に即した足さばきとして、踏み込み足が上手くなることは大事ですが、基本の〇〇の練習不足の解消が先決です。体軸がぶれてはうまくなれません。
間合いは剣道の基本であり、かつ最も重要な要素のひとつです。近間、遠間、一足一刀足など間合いにもいろいろとありますが、状況によって最適な間合いをとり、主導権を握るための方法をお教えしますので、相手の優位立って試合を進められます。

剣道では自主練習も非常に大切です。素振りと足さばきなど自宅でも出来る練習法があります。素振りと足さばきの稽古は、剣道上達に効果的です。素肩、肘、手首を〇〇のように意識して行うことが重要です。足さばきは、廊下とかわずかなスペースがあればできます。

私が今でもやっている練習法をお伝えします。前後の足さばき、横の足さばき、開き足、方向を変える足さばき、継ぎ足、歩み足などを効果的に稽古する方法を実演しました。この練習で足さばきを必ずマスターしてください。

面打ち自体のタイミングは上手くなってきているのに、手首のスナップが悪く打ちが浅い悩みに苦しむ剣士をたまに見かけます。打突が決まる瞬間は手首が〇〇のように手首が曲がらなければなりません。小さく実践的な面打ちにおいては、上腕が上がると同時にそのように手首が曲がれば、打突がすごく速くなります。具体的な方法を教えます。
動画教材の中で応じ技については種類を分けて詳しくお見せしましょう。実際に私が事例で説明しますので、初心者の方でもわかりやすくしてあります。すり上げ技、返し技、抜き技そして打ち落とし技について、小手に対する対応方法をマスターしてください。
打突の後、姿勢が崩れないでスーッと縁を切らず、次の体勢を取る際に注意していただく意識と言えるかもしれません。稽古を積んで正しく瞬時に状況判断できる能力を身につけてほしいと思いますが、普段の稽古では、打突後は残心を取るよりも、すぐに先を取る気持ちでやっていただきたいと思います。

体当たりを腕を伸ばして行うという間違いを犯している剣士がいます。体当たりは、腕の力で押すのではなく、〇〇の勢いと腰の力で押します。 余分な力が入って次の技につながらない間違った体当たりを矯正する方法は、動画教材の体当たりの項目を見ていただいて理解してください

経験の有無によりますが、非常に多くの相談を受けます。「あの指導者と、こっちの指導者は教え方が違う」「あの本にはこう書いてあったのに・・・」こういった、あれこれ情報を入れることで混乱している指導者や選手が非常に多いです。 この動画教材では、筑波大学での生徒の指導で培った経験から全ての混乱がクリアになるように解説を試みました。
素振りが上達すれば他の技術も向上します。言い換えれば、素振り稽古が不十分でどんなに高度な技を習得しようと稽古しても効果はでません。では、どのように稽古すれば良いのか?を説明します。上下、斜め振り、一拍子の面打ち、跳躍素振り(早素振り) そして開き足を使った素振りなど、目的を意識した稽古法を教えましょう。

面打ちの稽古方法は詳しくDVDで解説しました。大きな打ちは、上腕の上下運動、小さな面打ちは上腕は上げるだけで下げませんが、動画での稽古方法を総合的に実践していただくのが最も効果的に理解できるでしょう。
学生と異なり、練習時間が取れず十分な稽古ができない社会人であれば、なおツボを押さえた稽古内容を実践すべきです。動画教材の中での基礎メニュー、基本構え、足さばきと素振りを決して怠らない内容に仕掛け技と応じ技の中で重要なもの解説しました。

経験年数、ブランクの年数にもよりますが、身体の固さや筋力の衰えがあるのはやむをえません。昔の力に戻そうと急ぎすぎると構えや足さばきなどの基本が雑になり、かえって逆効果にもなりえます。動画教材の順番に基礎力を確認していただきたいと思います。そのような方のことも考慮して映像で説明をしてあります。

試合で勝つ為の駆け引きなどの戦術は奥深く幅広いものがありますが、多くの剣士や学生の指導そして審査の経験で得たものの中から、重要で基礎的なものをご紹介しましょう。高度な戦術も基本が完璧に会得できてこそです。しっかり映像で学んでください。
試合では自分のペースに巻き込むことが勝利への一歩にはありますが、簡単にそのスキルを得られるものではありません。経験と確実な技の習得がポイントですが、相手を誘い出すという技術も稽古で身に付けることはできますのでご紹介しましょう。
一本を取る為に相手を居つかせるための戦術は、いろいろなものがあり高段者の先生によって指導に多少の差があるのは当然ですが、基礎的な考えをお話ししましょう。送り足で一気に間合いを詰めるなど、稽古で心すべきポイントをお見せしましょう。

剣先の高さに応じた攻め方の基本を詳しく解説しました。非常に重要なテーマです。しっかりと身に付けていただくことで戦術の基礎を築き上げられるものだと思います。竹刀を捲き落とすコツ、竹刀を表から払うやり方など実演しましょう。

竹刀の振りが遅く、大きくて技がまったく決まらないという悩みは多いです。さらにきれいな素振りで素早い小手、面打ちが出来るようになりたい気持ちは当然です。DVDの説明を繰り返し見て、実践していただくことで期待通りの素振りをきっと得られると思います。

面すり上げ面は、非常に多くの生徒や剣士の方から質問の多い技です。間合いが詰まりやすく、すり上げ方もやや右斜めに出ながらになる。すりあげる位置に関する疑問も多くあります。なるべく〇〇あたりで鎬を使ってすり上げるとうまくいくと思いますが、動画教材の中では詳しく解説しました。
